根管治療をしないで歯を抜くのはお勧めしません。

根管治療の大きなメリットは、歯を抜かずに済む可能性があります。歯の根っこの炎症が大きく、お痛みが出てしまう場合に歯を抜くと言われてしまう事があります。


根管治療を行うことによって、歯の痛みを取り、炎症を抑える可能性があります。そのため、根管治療をしないで歯を抜くという選択肢はあまりお勧めしておりません。


歯を抜いた時の問題

 

もちろん、歯は一度抜いてしまうと二度と生えてきません。


物を噛む力は歯の本数によって変わることはありません。


歯を抜いてしまい本数が減ると、1本あたりの負担が大きくなるため、歯が弱くなります。


また、歯槽骨(歯を支える骨)にも負担がかかり、骨も弱くなる可能性があります。

 

さらに、歯を抜くと歯の根元の部分と歯槽骨の間にある歯根膜と呼ばれる組織も失われてしまいます。


歯根膜はとても大事な組織で、物を噛んだときに噛む力を吸収したり分散することで歯や歯槽骨にかかる力を和らげてくれます。


また、噛んだときに生じた力を刺激として脳に伝達し、全身のバランスを保つ役割もあります。


つまり、歯根膜は自分で物を噛んだという実感や楽しみを得る為にとても重要な組織なのです。

 

歯を抜いてしまうと歯根膜も無くなってしまう為、自分で物を噛んだという実感が損なわれてしまいます。


根管治療の最大のメリット


根管治療の最大のメリットはやはり歯を抜かないで済むこととなります。


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